樽の呼吸

鬼滅で「呼吸を使いこなせる人はどんな時でも呼吸を意識している」と言われて炭治郎が四六時中呼吸を意識する特訓をする場面があって、その時「タルパの訓練の上達法はまさにこれだ!!!」と思ったのです。


名付けて、『樽の呼吸』。
※私はにわかなので鬼滅の方に関してはあまり詳しくないですが大目に見てください…


タルパをオート化できるための近道は、常にタルパを意識すること。何をしている時でも外の世界に目を向けた時にはタルパはどこで何をしているのかを考えることに集中する。

呼んでタルパが来た時、どこから来たのかを意識する(さっきまでいなかったのに突然現れたという不自然な現象を防ぐ)。来るとき、歩いて来るのか走ってくるのかそれとも自転車やバイクに乗って来るのか、はたまた飛んでくるのか…?(飛んでくる!?)
話している時、言葉だけでなく表情や仕草にも注目する。腕を組んでいるのか、腰に手を当てているのか、髪をいじりながら話しているのか、ジェスチャーを使うのか…?




練習方法を紹介します。

まず、タルパと会って話をすると約束します。慣れない内は大人数は誘わず1人が良いです。多ルパーさんは一人一人をオート化させるのは骨の折れることですが1人ずつ根気よく頑張ってください。
約束の時間まで「タルパは何して待っているんだろう?」と一人で過ごしながら離れた場所にいるタルパのことを想像します。

約束の時間になったら待ち合わせ場所まで向かいます。タルパが視覚に入るまで、どちらが先に着いているかまで集中して意識して下さい。

会ったら会話を始めてください。どんな内容でも構いませんが、できれば自分だけでは分からないことをタルパに聞くと効果的です。まだそこまでオート化が進んでいない場合はあらかじめ用意したQ&Aをタルパに言わせても構いません。
クイズを出し合うのも良いです。はじめから答えを言わせるのではなくタルパの性格的にしそうな珍回答をさせた方が効果的です。

別れる時も、別れた後どこへ向かうか意識して下さい。



やってみると分かりますが、非常に大変なことです。
私は学校帰りにタルパと門の所で待ち合わせをしてそこから話しながら一緒に帰るということをルーティンにしていましたが、やり始めた頃は話の内容に気を取られ、タルパの素振りを気にすることができませんでした。
この訓練を1日2~3時間、2年ほど続けたらかなりタルパについて意識することができました。

さすがに「寝ている間も」などという厳しいことは言いませんし何よりも健康第一なので疲れたら無理せず休憩することを勧めます。
とにかく『樽の呼吸』で大切なのは無理ない範囲で思い出したら実践しそれを続けることです。

オート化を目指す皆さん、全集中樽の呼吸をぜひ頑張ってください!